インドでトイレ設備生産 LIXIL、現地企業を買収

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO26089440U8A120C1TJ2000/ より抜粋

日本のトイレ技術が世界へ普及している。 

以下記事
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LIXILグループはインドの衛生陶器メーカーを買収した。自社グループブランドの製品の現地生産を始めるとともに、増産投資も進め、年200万台のトイレ設備を生産する。投資額は総額約6500万ドル(約72億円)の見通し。拡大が見込まれるインドのトイレ設備の需要を取り込む。

24日付で南東部のアンドラ・プラデシュ州に衛生陶器の製造拠点を持つセンティニ・サニタリーウェアズの株式の過半を創業家から取得した。将来的にはリクシルの完全子会社とする方向だ。

センティニ社はリクシル・インディア・サニタリーウェアズに社名を変更し、グループの米アメリカンスタンダードや独グローエブランドの衛生陶器を生産する。リクシルは世界15カ所に衛生陶器の製造拠点があるが、インドでは初の拠点となる。

現地の推計によると、インドの衛生陶器の市場規模は400億ルピー(約700億円)規模。衛生環境の向上に向けた施策の方針もあり、年率2桁のペースで拡大している。 リクシルはインドでは既にアメリカンスタンダードとグローエブランドの衛生陶器を発売している。現在は主に東南アジアの製造拠点から輸入しており、現地での衛生陶器の市場シェアは3~4%程度にとどまるとみられる。今回の現地生産の開始によって向こう3年間でシェアを15~20%に引き上げる目標を掲げている。