ゼネコン下請けによる破産例

埼玉県 墨東建材工業様が民事再生法の適用を申請されました。
TSR(東京商工リサーチ)の記事によると、「28年以降に受注した複数の大型工事の工期が大幅に遅延したことで外注費等の支払いが増加し、資金繰りは急激に悪化。29年12月29日以降の債務の弁済のめどが立たなくなったことにより、今回の措置となった。」と掲載されています。

ホームページを拝見すると、歴史ある会社様で建材等独自ルートの開発も行っておられる会社様です。

この工程遅延による外注費の支払い増加というは、身近でも起きており、
弊社としても工程の重要性を再度認識し、工程のズレが起きないように各現場、発注者と施工会社のバランスを確保していきたいです。

P/S
最近よくみられるのが、構造設計の見直しによる遅延です。
特に設計においては、近年特に厳しくなっていますので、構造設計による工程確保は重要です。
私も、お客様との取引において、構造設計よる遅延があったため今後も要確認する必要があります。